2016年に公開された広瀬すずさん主演の映画『ちはやふる』。競技かるたを題材にしたこの作品は、原作漫画の世界観を忠実に再現しつつ、青春と情熱があふれる映像美でも話題になりました。
この記事では、映画『ちはやふる』の主なロケ地を紹介しながら、実際に巡る際のアクセス情報や見どころも解説していきます。ロケ地巡りや聖地巡礼に興味がある方は必見です!
『ちはやふる』ってどんな映画?
まずは簡単に作品概要をおさらいしましょう。
- 公開年:2016年(上の句・下の句)、2018年(結び)
- 主演:広瀬すず、野村周平、新田真剣佑
- 監督:小泉徳宏
- あらすじ:小倉百人一首を使った競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの青春ストーリー。原作は末次由紀の同名漫画。
リアリティある描写を支えたのは、全国各地に広がるロケ地の存在。では、主要なロケ地を見ていきましょう。
映画『ちはやふる』ロケ地①|近江神宮(滋賀県大津市)
▼ 概要
映画を象徴する舞台のひとつ。全国高校かるた選手権大会の舞台として、劇中でも実際の大会さながらの臨場感で描かれました。
- 登場シーン:全国大会の決戦シーン
- アクセス:京阪電鉄「近江神宮前駅」より徒歩5分
▼ 見どころ
- 実際にかるたの聖地として知られ、ファンの聖地巡礼スポット。
- 境内ではグッズ販売や、百人一首にまつわる展示もあり。
映画『ちはやふる』ロケ地②|大垣市 奥の細道むすびの地記念館(岐阜県)
▼ 概要
瑞沢高校かるた部の合宿シーンやトレーニングシーンで使用。
- 登場シーン:大会に向けた練習シーンや合宿風景
- アクセス:JR「大垣駅」から徒歩15分
▼ 見どころ
- 水の都・大垣の風情ある景観と映画の雰囲気がマッチ。
- 記念館では松尾芭蕉や旅に関する展示も。
映画『ちはやふる』ロケ地③|桜が丘高校(旧足利西高校)(栃木県足利市)
▼ 概要
主人公たちが通う瑞沢高校の校舎として登場したロケ地。
- 登場シーン:教室でのやり取り、かるた部の部室など
- アクセス:足利市駅からバスで約20分(現在は廃校)
▼ 見どころ
- 廃校になった校舎を使ったため、リアルな学園感。
- 一部は足利ロケーションサービスの協力で撮影。
こちらの高校はたくさんのドラマで使われている有名校です!跡地だから使いやすいですよね。
映画『ちはやふる』ロケ地④|渋谷駅周辺(東京都)
▼ 概要
東京予選や移動中の都会的な背景として使用。広瀬すずさんが制服姿で歩く印象的なカットに使われました。
- 登場シーン:部員たちが大会会場へ向かう途中の移動シーン
- アクセス:JR・私鉄各線「渋谷駅」
映画『ちはやふる』ロケ地⑤|京都府立文化芸術会館(京都市)
▼ 概要
かるた大会の会場として、厳かな雰囲気を演出。原作ファンも納得の映像美が展開されました。
- 登場シーン:全国大会以外の地域大会などの会場として
- アクセス:地下鉄「丸太町駅」より徒歩10分
映画『ちはやふる』ロケ地⑥|埼玉県立大学周辺(越谷市)
▼ 概要
瑞沢高校周辺の通学路として登場。緑豊かなロケーションが印象的です。
- 登場シーン:広瀬すずさんが登校するシーンなど
- アクセス:東武伊勢崎線「せんげん台駅」から徒歩
ロケ地巡りのコツ|実写版『ちはやふる』をもっと楽しむために
■ ① ロケ地マップを事前にチェック
「ちはやふる ロケ地マップ」と検索すると、ファンによるGoogleマップやブログがヒットします。
■ ② 撮影地のルール・マナーを守ろう
一部は学校跡地や私有地なので、立ち入り不可の場所も。マナーを守って楽しみましょう。
■ ③ おすすめの巡り方は“関西→関東”ルート
時間があるなら、近江神宮からスタートして関東方面へ向かうルートが効率的です。
まとめ|『ちはやふる』の世界に触れる旅を
映画『ちはやふる』は、リアルで美しいロケ地がストーリーに深みを与えています。今回ご紹介したロケ地は、そのまま青春の情景がよみがえるような場所ばかり。
- ロケ地の魅力:青春と和の融合、美しい日本の風景
- 推しロケ地:近江神宮は外せない!
- おすすめの季節:春〜初夏がベスト。特に桜の季節は映画さながらの雰囲気が楽しめます。
『ちはやふる』の世界をもっと深く味わいたい方は、ぜひ聖地巡礼の旅に出かけてみてください。
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