ジブリのロケ地、ジブリの舞台になった場所についての一覧まとめです。アニメの舞台ですのでイメージとして使われている場所になりますが、宮崎駿監督が物語を描くうえで、に強く影響を与えている
となりのトトロの舞台
となりのトトロの森の舞台
となりのトトロの森の舞台は、東京都東村山市の「八国山緑地」と言われています。もちろん実写ではありませんのでモチーフ、インスピレーションとしてそういわれています。
さつきとメイのお母さんが入院する病院は「七国山病院」で、実際の森は八国山となっていますので、
魔女の宅急便の舞台
「魔女の宅急便」の舞台はヨーロッパの地中海方面と想像ができますが、クロアチア、イタリア、フランスなど様々な地名が舞台になっていると言われています。
クロアチア:ドゥブロヴニク
城壁に囲まれたこの地は、1979年に世界文化遺産に登録されています。お連委の屋根の町並みは、キキが列車を飛び立って行きついた街にとても良く似ている気がします。
魔女の宅急便の公開は1989年、製作期間を考えると、世界遺産登録で知った宮崎駿監督が強く印象を受けた可能性も高いです。
紅の豚
「紅の豚」の舞台やモデルはイタリアや欧州がメインになっていて、アドリア海がメインのモデルになっています。イタリアの東側の海がアドリア海です。
魔女の宅急便のモデルともいわれているクロアチアの「ドゥブロヴニク」も紅の豚のモデルと言われています。
ギリシャ:ナヴァイオビーチ
難破船があるビーチとしてあまりにも有名なナヴァイオビーチは、ポルコが一人でワインを飲んだり、アジトとして使われた場所のモチーフになっているのではと言われています。
この断崖絶壁の壁がそのような雰囲気ではありますが、映画の絵と全く同じというわけではありません。このナヴァイオビーチは海も美しく、この密輸に使われたとされる難破船、そして岩の壁が美しく、世界中から観光客が来る場所です。
ボートでしかアクセスができませんのでツアーに参加するのが一般的です。
もののけ姫の舞台
「もののけ姫」の舞台は鹿児島県屋久島、青森県の白神山地と言われています。この二つとも1993年に日本で初めてのユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されています。もののけ姫の公開が1997年公開なので製作の4年前と考えるとこの2つの大自然からインスピレーションを受けた可能性が高いですよね。
屋久島と白神山地を訪れれば霧がかかるブナ林、鬱蒼と茂る木々たちにもののけ姫を思い出さずにはいられないでしょう。
日本:鹿児島県 屋久島
島の20%が世界遺産に登録されています。
日本:青森県 白神山地
耳をすませばの舞台
「耳をすませば」の舞台は東京都調布市の聖蹟桜ヶ丘です。ジブリの作品の中でもここまで舞台のモデルが分かりやすいものはないのかな、と思うくらい、がっつり京王線沿いが使用されています。
日本:聖蹟桜ヶ丘周辺
地球屋のロータリー
耳をすませばと言えばバロンが店頭に佇んでいた「地球屋」ですよね。この地球屋は実在しませんがこのロータリーは実在します。聖蹟桜ヶ丘駅からいろは坂通りを登っていくとこのロータリーが現れます。
耳をすませばの舞台では、このぐねぐね曲がるいろは坂の途中に月島雫と天沢聖司が知り合うきっかけとなる図書館がありますが、この図書館は実在しません。その代わり「いろは坂さくら公園」があります。
天守台(雫が図書館への近道として使う長い階段)
千と千尋の神隠しの舞台
日本:群馬県 四万温泉
おゆやのモデルに群馬県の四万温泉の「積善館」がモデルになったといううわさがあります。
日本:長野県 渋温泉 (金具屋)
長野県の渋温泉にある「歴史の宿 金具屋」も千と千尋の神隠しのモデルになったと言われています。写真をみると確かにそうかも…と思わせる建造物になっています。
日本:愛媛県 道後温泉
四万温泉にならんで道後温泉本館も油屋のモデルになったのではと言われています。
台湾:九份 阿妹茶楼(アーメイチャーロウ)
台湾の九份も千と千尋の神隠しの舞台ではないか、と言われています。いずれにせよ公式発表ではなく、旅行客からの噂が広まっただけの話です。九份は「きゅうふん」と読み、台湾の読み方ではジョウフンと読みます。
夜には赤い提灯がとてもきれいで確かに千と千尋の神隠しの世界に迷い込んだような気持にしてくれるところです。観光地になりますので、日本人旅行客もとても行きやすい場所になりますので、台湾旅行の際は日程に組み込んではいかがでしょうか。
火垂るの墓の舞台
1988年公開の「火垂るの墓」は全編通して兵庫県西宮が物語の舞台になっています。戦争時の風景と現在では大きく異なりますが、面影を残すところが多数ありますので、ロケ地巡りも楽しくできます。
日本:兵庫県 ニテコ池
清太と節子が蛍が飛び交うところで遊ぶシーンは「ニテコ池」です。
日本:兵庫県 夙川駅 (読み:しゅくがわ)
清太と節子は西宮の親戚の家に居候するために降りた駅が夙川駅になります。
おもひでぽろぽろの舞台
1991年公開の「おもいでぽろぽろ」は山形県が舞台です。
1982年の夏に岡島タエ子は東京でOLをしていましたが、10日間の休暇をもらい、長姉であるナナ子の嫁ぎ先の山形県高瀬へ旅行に。そこで小学校5年生の自分を振り返ります。
日本:山形県 山形駅
日本:山形県 高瀬駅
東京へ帰るタエ子を見送るシーンで高瀬駅が使われてます。実際の映像と現在の駅はまだとても似ています。おもいでぽろぽろのポスターやパンフレットでも高瀬駅に座るタエ子が使われていたりします。
崖の上のポニョ
2008年公開の「崖の上のポニョ」は広島県の「鞆の浦」が物語の舞台のモデルになったと噂されています。これも宮崎駿監督は公に発言したものではありませんが、港町の雰囲気が作品と類似しています。
一時埋め立てなどの話も持ち上がったそうですが、映画やアニメのロケ地で使われている景勝を残したいと住民が反対して今のまま残っています。
日本:広島県 鞆の浦
コクリコ坂からの舞台
2011年公開の「コクリコ坂から」は、1964年の横浜が舞台の作品になっています。1964年と言えば東京オリンピックが開催された年になります。
横浜の桜木町~山下公園から山手のほうに続く場所がモデルになっています。
日本:横浜 港の見える丘公園
日本:横浜緑が丘高校
「コクリコ坂から」の高校は横浜緑が丘高校がモデルではないかと言われています。
大正12年に神奈川県立横浜第三中学校として開校し、横浜第三高等学校、そして今の横浜緑が丘高校となっています。わが母校です。コクリコ坂からを見た時には気が付きませんでした(苦笑)
昔は校庭に防空壕?トンネルがあったという噂など通っているときに聞いたことがあります。
平成狸合戦ぽんぽこの舞台
1994年公開「平成狸合戦ぽんぽこ」は東京都多摩市がモデルになっています。戦後の高度成長期に地価が高騰する東京から離れたベッドタウンとして1966年から開発が始まりました。
山が崩され、緑がなくなっていった多摩に住むタヌキたちの物語です。多摩ニュータウンの開発は→こちらwikiが詳しいです。
日本:東京都 多摩ニュータウン
今ではニュータウンと呼ぶのは似合わないほど歴史のある町になっています。
日本:東京都 龍生寺阿弥陀堂
平成狸合戦ぽんぽこのタヌキたちが住む菩提餅山万福寺は、龍生寺阿弥陀堂がモデルと言われています。
日本:東京都 乞田川
川を工事するシーンは乞田川と言われています。
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