司馬遼太郎の名作「燃えよ剣」は2020年公開予定の幕末の動乱、新選組を描いた映画になります。ロケ地は60か所以上と言われ、国宝などでも撮影が行われています。
映画・燃えよ剣のロケ地について
池田屋事件 オープンセット
新選組もっとも有名な事件の一つ、池田屋事件。この映画でも緊迫した戦いのシーンが見ものになっています。オープンセットを作り9日間にもわたり撮影されているそうです。
地図は惣田製作所としておりますが、道路を挟んでその向かい側になります。
※もしも間違っていたらご指摘お願い致します。
外部記事 → 滋賀に幕末・京のオープンセット 滋賀建機など県内業者が建設
京都・鴨川でのシーン
京都の鴨川としているシーンは、岡谷県の勝山・町並み保存地区の近くは旭川になります。
中でもこちらの木の橋付近の廃屋を使用して、土方歳三、久坂玄瑞、岡田以蔵が出会うシーンが撮影されています。ここはもともと脚本にはなかったようですが、ロケ地の雰囲気が良いことから急遽追加したそうです。撮影地の佇まいからシーンが想像されていくのですね。
大政奉還のシーン/京都市東本願寺
大政奉還のシーンは京都府京都市の東本願寺でロケが行われました。
五稜郭の戦い/和歌山県 加太
土方歳三の最後の戦いのシーン、五稜郭の戦いは、和歌山県の加太で撮影が行われました。300人もの地元のエキストラの方々が参加されました。
五稜郭の城壁シーン/岡山県 津山城址
土方歳三とお雪が二人で過ごすシーンは五稜郭の城壁として岡山県の津山城跡が使われています。
桜のシーン/奈良 長谷寺
桜が美しいシーンがありますが、こちらは奈良県の長谷寺での撮影となっています。8世紀建立の真言宗の寺院で深い歴史のあるお寺になります。
清河八郎のスピーチシーン/京都市 東寺
歴史的にも重要な清河八郎のスピーチのシーンのロケ地として京都市東寺が使われています。
清河八郎は、江戸時代末期の庄内藩出身の志士。田中河内介とともに九州遊説をして尊王攘夷派の志士を京都に呼び寄せ、一方で浪士組を結成し新選組・新徴組への流れを作り、虎尾の会を率いて明治維新の火付け役となった。
wikipedia
土方歳三とジュールブリュネとの別れのシーン/京都市 東福寺
ジュール・ブリュネはフランス陸軍の士官で、日本に来日し、旧幕府軍に参加しています。映画「ラストサムライ」のネイサン・オルグレンのモデルであると言われています。
このジュールブリュネと土方歳三の函館の寺での別れのシーンが、京都市の東福寺の三門で撮影されています。
ジュール・ブリュネは、フランス陸軍の士官で、江戸幕府陸軍の近代化を支援するため派遣されたフランス軍事顧問団の一員として訪日し、榎本武揚率いる旧幕府軍に参加した。ハリウッド映画『ラスト サムライ』のモデルになった人物。
wikipedia
ええじゃないかに出会うシーン/京都 流れ橋
江戸時代末期に発生した民衆運動(騒動)のええじゃないか。このシーンは京都の流れ橋で撮影が行われています。
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